夕方、もう何年も会っていない同級生のKくんからの電話が鳴った。
来月予定している同窓会、実は、一度は参加の返信はがきを出したものの、急用ができたため幹事にキャンセルの連絡を先日したところ
それを聞きつけたのか、飲んでいい気分になり、たまたま携帯をいじくってて登録してた自分に電話しただけなのか・・・
えらくご機嫌な様子で、何度も「少しは顔を出せ」と誘ってくる。
そんな合間に、昔ながらの人を笑わせる話術が懐かしくなったりして
Kくんは、本当にお笑いになれば成功したんじゃないかと感じさせるほどのセンスの持ち主なのだ。
そんな調子で、何度か本気で笑ってしまいつつ、まだ職場なものでキリのいいところで「またこっちから電話するから」と話を終わらせた。
でも、そのちょっと前に、こっちの雰囲気を察したのか「○○ちゃんよ、悪いな あと、2分だけくれる?」と、その後やはりくだらない話が続いた。
「たぶん、2次会はシ○ックスあたりだと思うんだ。ちょーーっとだけでいいから顔だしないっ!」と、優しいやつなのだ。
電話を切るときも、電話の向こうでなかなか声が途切れなかった。
電話を切ってまた、すぐに携帯がなった。
出たら、向こう側でなにやら独り言をブツブツ言っていた。
きっと、そのまま酔って眠りに入ったことだろ。。。
もうかれこれ、なかなか都合がつかずに20年ぶりぐらいに出席していなかっただけに・・・
実に残念なのだ。
オリンピックの年に開かれるので、楽しみはまた4年後に。
FUJICOLOR100