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2018年 08月 04日

クラッチ&スプリング交換(備忘録)



結局、自宅でサンデー整備です。
今回はクラッチ板とスプリングの交換です。
エンジンがパワーアップしたおかげで、それに耐えられずに加速時やキック始動時にクラッチが滑ってしまっているからです。
まぁ、加速時のそれはアクセルワークでカバーできるけど、始動時のほうはどうにもならないからなぁ。。。
今のところ朝一番や、仕事帰りの時の始動時は何度かキックすればエンジンがかかるのだけど、冬になるとキツそうなので今のうちに対処しておきたいのです。
(エンジンが暖まればキック一発で始動するのだけど、冷えてしまうとクラッチが滑ってエンジンがかかりにくくなるのです)
作業にあたっては、朝のうちはまぁ涼しかったけど、そのうちに暑くて時折非難して、氷水飲んだり顔を洗ったり、エアコンの風でクールダウンしました^^;

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まずは、クランクケースカバーの取り外し
固定ボルトは長さが3通りあるので、こうして配置どおりにダンボールに止めておきます。
オイルキャップは油温計タイプにしたのでオーバーヒート対策は万全なのです。これがいいんだ^^
クランクケースカバーはガッチリと固着しているので、最初はプラハンマーで周囲を叩いてグラつかせようと試みましたが、ビクともしないのでカバーの出っ張り部分にマイナス
ドライバーをあてがって車体の反対側からハンマーで叩いて押し出すようにしました。
そうそう、この作業に入る前に、ステップ、リアブレーキペダル、マフラーは事前に取り外しておきます。

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クラッチレバーとクラッチカムプレート
組み上げる時、写真のように中央のクラッチカムプレートの穴のほぼ中心にオイルスルーが来るように、左下のシャフトのギヤとクラッチレバーのギヤを調整しないと
クランクケースカバーがうまく付いてくれません。
実は、これで手こずって昼過ぎまで作業が長引いてしまった。。。 要注意。

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ボールベアリングを取り外します。
これは専用工具は不要で、そのまま写真のとおりに取り外せます。

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ガッツリと固着した4本の皿ネジをショックドライバーで緩め、クラッチアウターカバーを取り外します。
ここまでは特に難しい作業はありません。

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ここでは、シレっとロックナットを取り外した写真になっていますが、実はこの作業には2つの専用工具が必要です。
1つ目は、ロックナットを緩めるためのロックナットレンチが必要で、これがたいしたもんじゃないのに案外高いんだよなぁ。。。(専用工具は全般的に高いのです)
2つ目は、クラッチアウターを供回りさせないためのクラッチアウターホルダーなるものが必要です。(または、問答無用のインパクトドリル)
自分の場合、スクーターの時に購入したプーリーホルダーを加工して代用しました。
これで、クラッチASSYを手前側に引き抜けばごっそりと取り外せます。
あ、そうそう、写真にも見えるプラスネジも固いのでショックドライバーかインパクトドリルが必要です。(ただし、インパクトドリルはボルトの頭をナメさせないよう充分気をつけて)

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エンジン内部の右下にあるのがオイルポンプです。
ボアアップしたために油温が上がりすぎるようなら、このオイルポンプを大型化+オイルクーラーを付ける必要があるかなーとも思いましたが
幸いにも、セッティングがうまくいき、理想的温度の85℃からせいぜい95度に留まっているので、とりあえずこのままノーマル続行です。
そして、画面下に置かれているのが、取り外したクラッチASSYです。
画面左下に写っているのが、スクーターのプーリーホルダーです。このアーム部分2箇所に孔を開けてクラッチアウターホルダーの代用として使いました。
2箇所の孔にボルトを通してクラッチASSYのメネジ部分に固定すれば供回りを防ぐことができるのです。

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こんな所にオイルフィルターがあるのです。
ついでに掃除をしておきます。
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結構ゴミが引っかかっていました。

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クラッチASSYをバラした状態です。
左から3番目~5番目のクラッチリフレクションディスクA・Bの3枚にエンジンオイルを塗って交換します。(山は充分残っていたけど、念のため交換します)
そして、画面右側のクラッチアウターの中に4本立っているクラッチスプリングを強化スプリングへ交換します。

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左の袋に入っているのが純正新品のクラッチリフレクションディスクA(2枚)と同B(1枚)です。
そして、隣のクラッチASSYは、強化スプリングを取り付けた後の状態です。
この作業にも、スプリングを縮めてネジ止めをするための専用工具が必要なのですが、自分は写真のような長ボルト+ナット+角座金で代用しました。

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これが、強化スプリングです。(案外高いのです)



と、写真はここまでです。
途中にも書きましたが、この後のクランクケースカバーの組付けで手こずっている間に太陽が真上にきて日陰が直射日光になり、気付けば熱中症手前の状態に^^;
ここまでの作業が完了したことで、すっかり安心してしまいクラッチレバーの調整を怠りクラッチカムプレートが位置ずれを起こしていたのと、キックスタータースピンドルが
右側に寄っていて、クランクケースカバーを取り付ける時に左側に引っ張って位置補正をしないとうまくいかないことに気付くまでにエラい時間が経過してしまったワケでして^^;
クランクケースカバーなんて、外すときはただボルトを取り外してプラハンマーで固着状態を解除するぐらいのもんだったから組み付けというより、単なる取り付けぐらいにしか
考えておらず、すっかり甘くみていたわけで。。。  いや~~、最後まで油断しちゃいけないってことですな。
いい勉強になりました。
で、上手く位置だしができていない状態で、ボルトの締め付けだけに頼っていたもんだから、アルミ製のクランクケースカバーに亀裂が^^;;
いや~~な「ペキーッ!」って音がしたんですよ^^;
一瞬、青ざめましたわ。でも、自分にはアロンアルファ・スーパーという強い味方がいるのです。
幸い、ここは油圧がかかる部分ではないのと、亀裂部分は油面より上の部分なのでアロンパで充分!
そんなこんなで余計な時間がすごくかかってしまったのでした。
でもまぁ、なんとか組み付けもでき、オイル漏れもなく作業は無事終了したのでした。



結果、エンジン始動は一発スタートができ加速時もスムーズになり、本来の目的は果たす事ができました。
ただ、強化スプリングが強すぎて、ギヤの入りが唐突で乗りにくくなってしまった。(クラッチ調整では追いつかない)
通常のこのエンジン(自動遠心クラッチ)は、ギヤペダルを踏んでいる間はニュートラルで、足を離してギヤペダルが上に上がるとギヤが入る仕組みになっているんだけど
今は、ギヤペダルを踏んだ瞬間に入ってしまうのでアクセルを緩めて、一呼吸間を開けてからギヤチェンジ操作をしないとエンジンに負担をかけてしまうな。
いずれにしても乗りにくくなってしまったので、近いうちにスプリングは変更しよう。
50cc用のノーマルだと押し付けが弱くてクラッチがまた滑ってしまうので・・・ホンダ純正70cc用のがいいかも。
で、オイル漏れはないものの、やはり補修痕が見た目にもよろしくないので^^;クランクケースカバーは手配しよう。
でも、新品は高いし、かねてからマッドブラックに塗装したかったので中古で充分。
ということで、先ほど某オークションを覗いたら手頃な中古を見つけたので入札しときました。
結果オーライだったのです。そう、なるようになったのです^^


かくして、サンデー(サタデー)整備はまだまだ続くのです。
そうそう、エンジンのセッティングは完璧で、自分好みに仕上がっています。
中低速だけでなく、全速域で力強く加速感を味わえています。
最高速は50ccの時とたいして変わりないけど、このバイクはこれだけ出ていれば充分だし、まぁ、よほどの幹線道路でなければ流れに乗れてるのでこれでいいのです。
なお、高速を伸ばすにはハイカム化して回転数を上げる方法があるけど、エンジンにあまり負担をかけたくないのです。
また、更にスプロケット調整で高速側にする方法もあるけど、そうすると、中低速域が犠牲になり坂道や加速に影響が出るのは嫌なのです。
キャブレターを大型化する方法もあるけど、そうするとキャブレターカバーを外すか、一部切除してキャブレターが顔を出してしまいシャリーの良さであるフォルムが崩れてしまう
し、ノーマルのエアクリーナーが使えずパワーフィルターに頼らざるを得なくなって、セッティングがシビアになるのもどうかなぁと思うのです。
何よりも、この車格で70km/h以上で走行するのは危険。
エンジン周りだけをハイパワー化するのはバランスが悪く、足周りも強化したとしてもタイヤは小さくホイールベースも短いので走行安定性に問題があるのです。
そもそも、シャリーやモンキー、ダックス、カブなどの4miniは飛ばすバイクではなく、50~60km/hぐらいでのどかな風景の中を風を感じて楽しむのがよく似合うバイクなのです。
なので、今の状態が自分的にはベストなのです。
今回の整備のついでにプラグの状態を見たら、見事に各場所ともキツネ色でした。
時間はかかってるけど、少しずつ自分好みのバイク(おもちゃ)に仕上がっており楽しさ継続中なのです。



でも、写真も撮りたいな。
今度はタクマーレンズがいいかなぁ。



ということで、長々と備忘録にお付き合いいただき、ありがとうございましたm(_ _)m



※追記
今日(8/5)に乗ったら、ギヤの繋がりがいい具合になってました。
馴染んできたのかなぁ  ま、結果オーライということで^^









by tact1215 | 2018-08-04 21:58 | digital | Comments(2)
Commented by アー at 2018-08-10 20:29 x
あまりのマニアックぶりに絶句

ここまでやる素人っていったい???
Commented by tact1215 at 2018-08-12 09:59
アーさん

機械って面白い。
組み上げるのだって、なんにも考えずにやってしまうとうまく動かなかったり
微妙にズレが起きたりしてね。
そういう、1つ1つの動作に意味があったりして。
な~~んて、マニアック通り越した変態ぶりですな^^ゞ


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